喫煙できない [生活]
改正健康増進法の成立でいよいよ、全国的な禁煙がスタートします。
「学校や病院、行政機関などは敷地内を原則禁煙」
これらを職場とする人は強制的に禁煙を強いられることとなるでしょう。特に公務員の場合は休憩時間が厳密に規定されていますので、敷地外で喫煙するのはかなり困難。
小規模飲食店では全面禁煙を免除されるものの
「規模飲食店は客、従業員とも20歳未満の立ち入りを禁止する。」とのこと。
つまり、子連れは入店不可。バイトの確保もままならない状況となります。
ということで、私も禁煙始めます。
私が負担していたタバコ税はいずれ国民全体で負担することになるんでしょうね。
千葉大病院でがん報告見落とし [話題]
千葉大病院の発表によると、放射線診断でがんの可能性が報告されていたにもかかわらず担当医の確認不足で診断されなかった件があったとのこと。
初期の報告書によって適切な診断がなされていれば死亡に至らなかった可能性があるとされたものが2件、現在は死亡に至っていないが、他の治療法を選択できる可能性があったするものが1件。
患者とその家族にしてみれば許されない事例ですが、発表した千葉大病院は誠実だったのではないかと思ってします。
実は他の病院でも同様のことが起きているのでは?
患者の診療録を見直し、今回の件を発見、そして公表と再発防止に取り組むというのは同じ過ちを繰り返さないための前向きな行動ともとれます。
地元ということもあり、何かとお騒がせの千葉大病院には過去の過ちを掘り起こしてどんどん改善していってもらいたいです。
75歳以上の運転死亡事故高水準のウソ [話題]
高齢者の運転死亡事故が増えているとのニュースをよく見かけますが、それは本当でしょう。
ですが、大きなごまかしがあります。
統計で見ると、2007年から2017年の10年間で75歳以上運転者の死亡事故件数の割合が約8%から13%まで上昇しています。これは統計値なので本当なのでしょう。
これだけ見ると、高齢者運転者が増加すると死亡事故が増える印象を受けてしまいますが、一方で、総人口に対する75歳以上の人口割合は2005年から2015年までの10年間で9.1%から12.9%となっています。
本当は免許証保有年齢割合の年統計があるといいのですが見つかりませんでした。
ですが、
この2つの統計を重ねるとある推測が十分成り立ちます。
75歳以上の運転者の死亡事故が増えているのは単に、運転者が高齢化しただけで
高齢運転者が死亡事故を起こしやすいのでは無い。
実際には認知症や身体能力の低下から事故を起こし安くなる印象はあります。ですが、数値を出す以上は、それが根拠を示すものでなければいけません。
このようなごまかしの報道が他の案件でも散見されます。記事や報道は印象操作や意図を持ってされていることを忘れず、ごまかしを見抜く力の必要性をあたらためて感じました。